隣国の蛮行 危うい日本

人類の危機に対応するために

中国共産党の用意周到な戦術

 中国共産党の究極の目標は人類の支配であり、そのためには手段を選びません。ナチス以上の極悪非道の蛮行は、人類史上最悪の残虐行為です。偽善・騙し・恫喝を織り交ぜて、自分たちの支配下に置こうとする戦略は、ヤクザとしか言いようがありません。

 中国共産党は自国の中華民族をも洗脳し、ウイグル人との間に対立的な関係を意図的に作り上げて来たのです。その邪悪性・残忍性は、人間が人間にすることではありません。中国は人を人と思わない鬼畜国家なのです。

 

—― その一例を『Will9月号別冊』清水ともみさん、孫 向文さん対談から —―(敬称略)

清水 ▶でも中国人の中にはウイグル人をよく思っていない人も多く、惨状を伝えても反応が良くないことがあるようですね。「収容所に入るのが当然」と思っている人もいるとか。これは中国人の本心なのか、それとも表立って政府を批判できないのか、どっちなんでしょう。

 ▶本心から思っていますが、それは共産党の戦略的勝利です。弾圧が激しくなる前まで、中国当局は「すり」や「ひったくり」など軽犯罪を犯したウイグル人を罪に問わず、逮捕してもすぐ釈放する優遇処置をとってきました。常習犯は味を占めて、同じことを繰り返します。すると一般の中国人は「ウイグル人=犯罪者」というイメージを抱くようになり、弾圧に理解を示すようになります。

  ▶かつての一人っ子政策も、ウイグル人は複数の子供を産んでも良いことになっていました。漢民族ウイグル族の間に民族的な対立を作り上げる分断戦略—―ウイグル共産党の長期的戦略によって、まんまとやられてしまったのです。