中国の世界制覇の野望が明らかになっても看過する日本の企業
これまで隠していた中国の野心が武漢ウイルス禍の中で、馬脚を現すことになったのです。これほどまでに中国の野望が明らかになっても、日本の企業の大半は、いままでの方針を変えることなく中国市場に依存しています。日本人は目先の金もうけに目がくらみ、人権弾圧や軍事戦略を看過する卑劣な民族になってしまったのです。日本人の個人主義は利己主義となり、やがて国益よりも自分たちの会社の儲けを優先する、拝金主義者を生み出すのです。
たとえば、日本を代表する自動車会社のトヨタは、中国企業と共同で、軍事産業に通じる最先端の技術を研究しています。中国の軍事増強に加担する企業をアメリカがボイコットすれば、トヨタはアメリカにいられなくなります。中国をとるかアメリカをとるか、ヤクザ国家の仲間になるのか、民主国家の仲間になるのか、どちらかしかありません。
日本の多くの企業はこの危機にあっても、目先の金儲けのみに意識を奪われ、対策をとっていません。否応なく白黒つけなければならない時期がきています。いずれ中国の軍事力に加担する企業を、アメリカはボイコットするでしょう。その時は一企業が痛い目に合うのみでなく、国全体が大きな痛手を被ることになるでしょう。